なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

田んぼを歩く婚姻色のチュウサギ

チュウサギが田んぼを歩いています。今頃は、サギの繁殖期を迎え、婚姻色が出てきています。 ダイサギの目元から嘴にかけては綺麗な緑色が浮かんできますが、チュウサギではそれほど強い緑色は出ることがなく、僅かに黄緑がかって来るという程度です。 以下…

我が家のアジサイ

「あぢさゐの 八重咲くごとく 弥やつ代に をいませ我が背子 見つつ偲はむ」 (万葉集) 意訳:紫陽花の花が八重に咲くように、御代八代も何代も、健勝でいらしてください、そして花を眺めては貴方を思い出しましょう。 6月になり今日で梅入りになりました。…

印旛沼の巣近くに着地するサンカノゴイ

高く旋回していたサンカノゴイは、だんだん高度を下げ、印旛沼のヨシ原上空を滑空し、脚を下に下ろし着地態勢に入りヨシ原に姿を消しました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影…

水田から全身を現し畦脇を走って飛び立ち木々を掠めて飛ぶサンカノゴイ

水田で早朝からエサを食べ続けていたサンカノゴイは、遠くの田んぼから印旛沼近くの田んぼに移動して全身を現しました。長い首を持ち上げ周囲を警戒してから畦道脇を走り始めました。一旦葦の影に隠れ飛び立ちました、青々と茂った木々の間をすり抜けて器用…

手賀沼公園のヤマボウシの白い花

ヤマボウシの綺麗な白い花が手賀沼公園に咲いています。ヤマボウシ(山法師)は、日本から中国・朝鮮半島に分布する落葉高木で、日本では沖縄・九州・本州の山地に自生し、5〜10mの高さに生長するそうです。総苞片を坊主頭と頭巾に見立てて「山法師」と名付…

青空を優雅に飛ぶサンカノゴイ

6月3日の朝は、快晴の天気になりました。印旛沼のサンカノゴイが水田からヨシ原の巣にゆったり優雅に飛んでいます。ぐるっと旋回してヨシ原に姿を消しました。 サンカノゴイは、体長70センチ、翼開長130センチもある大型のサギの仲間で、局地的に生息する…

ママを待つ舟の前のコブハクチョウの子供たち

ボート乗り場の船溜の中に身を潜めていたコブハクチョウの子供たちが、これ以上外に進めなくてママの来るのを待っています。お母さんは、遅れている子供に付き添いながら出てきました。コブハクチョウ親子は少しその場所にいましたが、また安全な舟の向こう…

手賀沼公園のボートの陰で遊んでいるコブハクチョウの親子

今年も手賀沼公園のコブハクチョウ夫婦に子供が生まれました。まだまだ小さいのでお父さんとお母さんは一緒に子供たちを育てています。お父さんは、あたりを警戒し、お母さんは子供の世話をしているようです。子供たちは、両親に守られながら、すくすく育っ…

手賀沼公園脇のオオヨシキリ

5月31日は、曇りから晴れのち曇りの不安定な天気になりました。手賀沼公園脇のヨシ原でオオヨシキリが囀っていました。 「雷(かみなり)の ごろつく中を 行々子(ぎょうぎょうし)」 (小林一茶) 手賀沼公園でオオヨシキリが囀る初夏の季節になりました。 …