なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

柳、青める日

柳が芽吹く頃、手賀沼遊歩道を歩いていると、いつも思い出すのは、子供の頃、姉がよく歌ってくれた、歌謡曲「夢淡き東京」です。この歌は、昭和22年6月、詞:サトウ八ロー 曲:古関祐而 歌:藤山一郎が歌う明るい青春賛歌です。「♪♪柳、青める日 燕が銀座を飛ぶ日・・・♪」「物は、無かったけれど、希望があったあの頃」を思い出します。感傷に浸っていると、燕でなくて、ヒヨドリがやってきて、現実にかえりました。ヒヨドリは、柳の枝にとまり、春を歌い出しました。無心に「我が世の春」を歌います。希望を持って、今日の一日を過ごしたいですね。