なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

湯ノ湖のほとり

戦場ヶ原の奥にあって、湯川の水源となる湯ノ湖。今朝は、大雨でしたが、午前5時ころ、湯ノ湖の湖畔を散歩してみました。湯ノ湖は、霞んでいます。雨は湖面を打ちつけて水玉を飛び散らせています。湖畔に硫化水素泉が湧き出していて、白い湯の花に取り囲まれています。その付近を歩くと、付近の空気は暖かくて、卵の腐乱したような匂が鼻をつきます。湯ノ湖のまわりの遊歩道も雨に霞んで人影はありませんでした。周りのホテルも雨にけぶって人影はありません。私は、スボンの裾も濡らせてしまい、やむなく、寂しい湖畔を立ち去りました。