なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

干潟のメダイチドリ(目大千鳥)

干潟をメダイチドリが歩いています。せわしげにチョコチョコ歩き回って採食しています。メダイチドリは、シロチドリやコチドリより少し大きくて体のわりに目が大きいので目大千鳥という名前になったようです。

閑話休題
昭和40年代、FM放送が実験放送をやっていたころ、村田武雄氏の解説による「トスカニーニ アワー」という指揮者トスカニーニのライブラリーを聴く番組がありました。私は、この放送を楽しみに聞いていました。LPが買いたかったのですが、当時のLPは、高価のため、学生の身分では高嶺の花でした。なけなしの小遣いを貯めて、トスカニーニ指揮のドビュッシー交響詩「海」のLPをやっとで買って、酷暑の夏にそのLPを毎日聴いていました。NBC交響楽団の演奏でした。当時のLPでの彼の大全集は、高くてとても買えませんでした。社会人になってから、トスカニーニのLPを70枚くらいは、収集しましたが、全部を集めることはできませんでした。ところが、今年の始めに、アメリカで「トスカニーニ大全集」がCDで安価に再販されましたので、アマゾンのネット通販で早速購入し、すこしづつ聴き始めました。古い録音も最近のデジタルリマスタリング技術によって蘇えった音で聴くことができました。今、聴いているのは、トスカニーニ指揮フィラデルフィア交響楽団演奏のドビュッシー作曲の交響詩「海」、「イベリア」、レスピーギ作曲の「ローマの祭り」で1942年録音のCDです。蘇えった音で聴いていると、暑くても気になりません。