なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

キジ(若鳥)雌雄の砂浴び

キジの雄の若鳥が草叢から日当たりのよい草原に出てきました。その後に雌の若鳥も出てきました。奥の草叢に雌の成鳥が隠れています。雄の若は、砂にしゃがみ込んで、砂浴びを始めました。後ろ足で砂をけり上げ、身体をくねらせ、羽ばたきます。気持ち良さそうに目をつむったりしています。雌の若もその近くにしゃがみ込んで砂浴びを始ました。親の雌は、砂浴びをしないで2羽を見守っています。2羽とも砂浴びが終わると羽を広げて砂などを落としています。さっぱりした若鳥の雌は、下の河原のほうに降りていきました。親鳥もようやく姿を現しました。8枚目と9枚目の写真です。親鳥も雌の若に続いて降りて、最後に雄の若が続いて河原に姿を消しました。キジは砂浴びがとても好きな鳥のようです。お母さんは、子供たちを愛情をこめて見守っているようです。