なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

山雀(やまがら)

今年はヤマガラがいつもの年より多くみられるようです。いつも見られない場所でもあちこちで見かけます。わざわざ、ヤマガラを撮るために、撮影に出向くことが無いため、見つけても見過ごしてしまうことが多いのです。が、今回は、アカゲラを狙って待機していた林に5〜6羽のヤマガラが飛びはねていたので、撮影してみました。でも、私は、アカゲラが気になって、1枚撮っただけで、移動してしまいました。後で、「もう少し撮ってから移動しても良かったなぁ。」と思ったのですが・・・
ヤマガラは、「芸のできる」器用な鳥で、くちばしと足をとても上手に使います。昔は、神社の縁日で模型の神社の扉を開けて中から「おみくじ」をくわえてくる芸当をしていました。とても人懐こい鳥で、人が、ピーナッツを手でつまんでいると、そのピーナッをくちばしで上手にくわえていくのを何度も見かけたことがあります。ここのヤマガラも何かの実を拾って、飛びはねていたようです。


「むら立ちの異木に行かず山雀(やまがら)は松の梢にひもすがら啼く」 (若山牧水


一枚は、今回、撮影したヤマガラですが、後の3枚の写真は、以前に撮ったヤマガラの写真です。