箒川(ほうきがわ)、「紅(くれない)の吊り橋(つりばし)」付近の紅葉です。今年の紅葉は、夏の日照が十分で、色づきは、全国的に、例年よりも良好のようです。栃木県の箒川渓谷(ほうきがわけいこく)の紅葉も、今、最も輝いています。百人一首(ひゃくにんいっしゅ)の業平(なりひら)の気分を味わいました。唱歌「もみじ」の歌詞、「赤や黄色の 色さまざま」な光景が、眼前にありました。
「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがわ)からくれなゐに .水くくるとは」
在原業平
♪♪ 紅葉(もみじ) 作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一
1.秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの 裾模様(すそもよう)
2.渓(たに)の流れに 散り浮く紅葉
波に揺られて 離れて寄って
赤や黄色の 色さまざまに
水の上にも 織る錦 ♪♪