なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

箒川渓谷の紅葉 

箒川(ほうきがわ)、「紅(くれない)の吊り橋(つりばし)」付近の紅葉です。今年の紅葉は、夏の日照が十分で、色づきは、全国的に、例年よりも良好のようです。栃木県の箒川渓谷(ほうきがわけいこく)の紅葉も、今、最も輝いています。百人一首(ひゃくにんいっしゅ)の業平(なりひら)の気分を味わいました。唱歌「もみじ」の歌詞、「赤や黄色の 色さまざま」な光景が、眼前にありました。


「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがわ)からくれなゐに .水くくるとは」  
                     在原業平



♪♪    紅葉(もみじ)   作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一


1.秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)
 濃いも薄いも 数ある中に
 松をいろどる 楓(かえで)や蔦(つた)は
 山のふもとの 裾模様(すそもよう)

2.渓(たに)の流れに 散り浮く紅葉
 波に揺られて 離れて寄って
 赤や黄色の 色さまざまに
 水の上にも 織る錦     ♪♪