なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ウミウ飛翔

ウミウが寒風の中を飛んでいます。いつも手賀沼でみているカワウとよく似ています。ウミウは、体長84cm,カワウは、82cmで、ウミウのほうが大きいですが、ほとんど同大ですね。見分けかたは、生息地の違いで、海にいるのがウミウ、川にいるのがカワウですが、大きい川の河口には、ウミウもカワウもいます。

この写真を撮った銚子漁港では、カワウ、ウミウ、ヒメウがいます。ヒメウは、体長が小さいので判りやすいですが、カワウとウミウの判別には、いつも困ります。私は、その違いを以下のように区別して、観るようにしています。

飛んでいるときは、カワウの尾羽がウミウの尾羽より長いのでカワウでは、翼が身体の中央についているように見え、ウミウは、前半のほうが長く見えます。

1枚目の写真は、銚子漁港のウミウ、下の写真は、手賀沼で以前に撮ったカワウの写真です。

ウミウーくちばしの黄色い部分が目の下後方にとがっているー

カワウー黄色部分がとがっていないー