なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

損傷のすくないルリタテハ

梅雨の曇り空、東京都のはずれにある、森の地面の上で、ほとんど羽に損傷のない蝶が、羽を広げていました。ルリタテハという蝶のようです。この蝶は、タテハチョウ科に属する蝶で、日本では北海道より八重山(やえやま)列島にわたって広く分布し、特別珍しい蝶ではないそうですが、あまり普通に見かける蝶でもないとのことです。

羽を閉じると黒っぽい目立たない蝶ですが、羽を広げると瑠璃色の模様がよく目立ちます。何度も羽を閉じたり開いたりしています。

飛び立つとかなり素早く飛び去っていきます。近くの場所に2〜3度降りていましたが、目を離したらいつの間にか姿を消していました。