なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

マガモの羽ばたき

公園の池にマガモの群れが浮かんでいました。オスとメスどちらも浮かんでいて、どちらも大きく羽ばたいていました。

マガモは、冬の時期が、恋の季節なのでしょうか?

夏と冬で羽毛の色合いが変わる鳥について冬場にみられる羽毛を冬羽といい、繁殖期のものを夏羽と呼びます。派手な色の夏羽のオスが多いのは、メスに受け入られる自己ピーアールするためと考えられます。

冬の羽毛が、マガモなどのカモ類は、その「例外」と考えられたこともあったようですが、マガモのオスの派手な羽毛は、冬羽ではなく、実は夏羽で、エクリプス羽とよばれる繁殖期の後の羽毛が本当の冬羽なんだそうです。

エクリプスは冬羽で、非繁殖期の普通の羽の色なんです。
エクリプスではない派手な羽の色は夏羽で、繁殖期にオスがメスに求愛するための羽の色なんです。

マガモは、越冬地でつがいになるそうなので、納得できますね。

カモの場合は,学術的な夏羽と冬羽が実質の夏と冬が逆になっているから混乱しますね。