2月14日は、関東地方は大雪になりました。そんな雪の中、手賀沼流域フォーラム実行委員会主催の「大堀川源流「こんぶくろ池」・野田市「こうのとりの里」見学会」が開催されました。
「こんぶくろ池自然博物公園ホームページ」によれば、
こんぶくろ池自然博物公園は、こんぶくろ池、弁天池の2箇所から湧き出ている水(湧水)と、それらを囲む東京ドーム4個分の豊かな緑に囲まれた貴重な自然(里山)です。こんぶくろ池、弁天池の湧き水は、手賀沼の源流でもあり、大堀川を経て手賀沼に流れ込んでいます。
また、見学会でいただいたパンフレットによれば、
こんぶくろ池自然博物公園は、千葉県柏市の北部に広がる約185haの貴重な動植物が生息する森林とその森林を育てて湧水を保全することを目的として整備されている自然博物公園です。現在整備中のため、一部区域について公開しています。
こんぶくろ池周辺の森には、豊かな湧水によって、周辺環境より気温が低いため、冷温帯の植物(ズミなど)が生育しています。また、湿地林に生息する珍しい昆虫類の繁殖も確認されており、都市化が進む地域において稀有な自然環境が広がっています。
と書かれています。
以下の写真は、稀に見る雪の中の「こんぶくろ池自然博物公園」の写真です。
閑話休題ーベートーヴェンピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品97「大公」
先日、NHKのBS放送で
ウェルナー・ヒンク(vn)
フリッツ・ドレシャル(vc)
ジャスミンカ・スタンチュール(p)
ベートーヴェン作曲:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品97「大公」、三重奏曲「街の歌」作品11から 第2楽章、シューベルト作曲:楽興の時 第3番
の演奏を聴きましたが、とても素晴らしい演奏でした。
この放送をディスク録画したので、その後も再生して時々聴いています。
昔から「大公」の演奏は、 1928年のEMIモノラル録音
アルフレッド・コルトー(p)
ジャック・ティボー(vn)
パブロ・カザルス(vc)
のカザルス・トリオによる演奏が有名です。
最近あまり聴いていなかったので、今日は、ウィーン・フィルハーモニア・ピアノトリオの録画を鑑賞後、カザルス・トリオのCD「大公」の演奏を聴いてみました。
この録音は、SP最初期の録音なので相当古いのですが、この年代にしてはヴァイオリンもチェロもピアノも意外に美しく収録されています。
古めかしいスタイルですが、ティボー、カザルス、コルトーの見事な調和美が実に素晴らしいです。
ウィーン・フィルハーモニア・ピアノトリオのウィーン情緒の「大公」もとても素敵ですが、古いカザルス・トリオの粋な名人芸もいいものです。
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」は、名曲なのでしょうね。
カザルス・トリオのCDにはシューベルトのピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D.898が収録されていますが、これもなかなか見事な演奏です。
新旧どちらも素晴らしい演奏なので、外は暗い雪空でも部屋の中は、 何か暖かい雰囲気に包まれました。