なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

カキツバタの池から飛び立つ2羽のセイタカシギ

2羽のセイタカシギが、カキツバタの咲いている池に降り立ちました。

最初、2羽はお互いに近くにいましたが、餌を求めて次第(しだい)に散(ち)り散(ぢ)りになりました。

そのうちの1羽がカキツバタの咲いている池の縁(ふち)に近づいてきました。

セイタカシギは、咲いているカキツバタの花には無頓着(むとんじゃく)でただ餌に集中して歩いています。

カキツバタの近くをゆっくり通り過ぎてまた仲間のいるほうに歩いて去っていきました。

2羽が近づいた途端に何かにおびえたのか、突然、2羽のセイタカシギは飛び立ちました。

飛び去った後は静寂(せいじゃく)だけが残りました。