なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

路傍に咲く紫陽花(あじさい)

 


「紫陽花(あじさい)や
       藪(やぶ)を小庭の 別座敷」
   
               (松尾芭蕉


路傍(ろぼう)にアジサイが咲いていました。

いつもは何気(なにげ)なく通る道ですが、今日はとても輝いています。

それは、路傍に咲くピンクの大輪(たいりん)のアジサシたちが何の変哲(へんてつ)もない普通の小路(こみち)を華(はな)やかな装(よそお)いにみせかけているからでしょうか?

アジサイの花の色は、生(は)えている場所の土の「酸性度」によるそうで、アルカリ性の土にはピンクの花が咲くそうです。(青い花は酸性の土だそうです)

アジサイといえば六月の梅雨(つゆ)の頃のイメージがあるのですが、気の早いアジサイは、五月に咲くのですね〜。

アジサイの原産地(げんさんち)は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイ と呼ばれるそうです。また、アジサイの学名は、H.M,var Otaksa というそうで、その命名者はシーボルトとのことです。

彼が、日本で出来た二号(にごう)さんの名前が「お滝さん」だったそうです。しっとりとした美人だったのかもしれませんねぇ〜。

もうすぐ梅雨です。