梅雨空のどんより曇った蒸し暑い昼下がり、オオヨシキりの声が聞こえます。
手賀川の中州の木の上でさえずっています。
遠いのですこし近づいてみたら気付かれて下の草むらに逃げられてしまいました。
雨に降られそうなので引き上げました。
6月25日雨になりました。かなり激しい雨だったので、「虎が雨」だったのかもしれません。
そんな雨の時に見たいDVDは、
ですね。
この映画のDVDはいつ購入したのかまったく記憶にないのですが、いまでも、時々、観ています。
この映画は、アーサー・フリードが製作したテクニカラーのミュージカル(1952年作品)で、ジーンケリー主演のミュージカル映画ですが、 彼はこの映画で振り付け、監督も担当しています。主題歌「雨に唄えば」のメロディにのって踊る雨の路上シーンは、とても有名です。
この映画は1928年頃つまり、それまでのサイレント(無声)映画からトーキー(音声)映画の時代に変貌(へんぼう)しようとする時代に、ジーンケリー演じる無声映画時代のスター、ドンロックウッドと彼の所属する映画会社が危機に立たされ、その打開策としてトーキーのミュージカル映画を作って成功させるというパッピーエンドストーリーです。
私は、単純なすじがきの勧善懲悪(かんぜんちょうあく)、ハッピーエンドの映画が大好きです。
以下に、この映画の宣伝に記載されていたネットの「Movie Walkerの(あらすじ)」を引用させていただきます。
(あらすじ)
「ドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)とコスモ・ブラウン(ドナルド・オコナー)の2人はヴォードヴィルの人気者、切っても切れぬ仲の良い友達同志だった。
1920年代、2人はハリウッドにやって来て、インペリアル撮影所で仕事をみつけた。そのうちドンは西部劇でスタント・マンになり、俳優として契約され、調子よくサイレント映画のスターになることが出来た。
彼の相手役リナ(ジーン・ヘイゲン)は、美人だが少々ぬけた女、そのくせお高くとまっていて、ドンは好きになれなかったのだが、彼女は自分からドンの恋人だと決めてかかっていた。
だからドンが若くて歌も踊りもうまいケーシー(デビー・レイノルズ)と恋仲になったとき、リナはナイトクラブに職をもっていたケーシーをクビにさせてしまった。
ドンの悲しみをよそにケーシーは町を去り姿を消してしまった。
そのころ最初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が世に出て大当たりをとった。
インペリアル撮影所のボス、R・F・シンプソンもドンとリナの新しい主演映画「決闘の騎士」をトーキーで作ることにきめた。
その撮影中、ケーシーはやはり同じ撮影所で製作中のミュージカルに端役で出演していた。
再会したドンとケーシーはたちまち仲なおりした。
「決闘の騎士」の記者会見は大へん不評だった。リナの声が魅力なく鼻にかかったものだったので。コスモの発案でリナの声をケーシーの声にダビングして吹きかえた。
映画は「踊る騎士」と改題され素晴らしい好評を博した。
リナは何とか名声を維持しようと、シンプソンにケーシーを自分の影の声としてこれからも使うように頼みこんだ。
ドンはコスモやシンプソンと力をあわせ、リナの声が偽りものであることを一般にあばいた。リナは失脚し、かわってケーシーが新しいスターとして迎えられた。
ドンとケーシーが結ばれたことはもちろんである。」
ジーンケリーが、土砂降りの雨の路上で「雨に唄えば」( Singin' in the Rain) のメロディにあわせて奔放に踊る有名なシーンが忘れられません。
古い映画ですが、梅雨の湿りがちな気分をふっとばすとても爽やかなミュージカル映画ですね。