なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

向日葵(ひまわり)

 


   「よそめには 盛んなること
       太陽を しのぐと知らぬ 向日葵の花」 

                「与謝野晶子



酷暑の夏が続いています。

畑にヒマワりの花が咲いていました。

風に揺れながらなんの屈託(くったく)もなさそうに!






閑話休題ーヴァイオリンの通俗名曲とヴェチェイ作曲シフラ編曲の「悲しいワルツ」を聴く


通俗名曲(つうぞくめいきょく)というと、なにかミーハーな曲のようでクラシック愛好家が聴くべき曲ではないようなニュアンスもありますが、皆から愛されている綺麗な音楽が多いので私はよく聴きます。

今日は、ヴァイオリンの通俗名曲のCDとして、美音のヴァイオリニストとして知られるアルテュール・グリューミオー演奏の「ツィゴイネルワイゼン〜ヴァイオリン名曲集」を聴きました。


曲目リストは、以下の通りです。

1. 序奏とロンド・カプリチオーソ(サン=サーンス)
2. ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
3. 愛のよろこび(クライスラー)
4. 愛の悲しみ(クライスラー)
5. 美しきロスマリン(クライスラー)
6. ユモレスク(ドヴォルザーク)
7. タイスの瞑想曲(マスネ)
8. 感傷的なワルツ(チャイコフスキー)
9. わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
10. 夢のあとに(フォーレ)
11. アヴェ・マリア(シューベルト)
12. ロマンス第2番(ベートーヴェン)



サラサーテ作曲の「ツィゴイネルワイゼン」の名盤はヴァイオリンのヴィルトーゾ、ハイフェッツの独壇場と言われていて、私の高校時代からの愛聴盤ですが、そのCDの収録曲は、このCDほど「通俗名曲」が入っていないので、楽しく聴くにはこのCDのほうがいいように思います。

今日もグリューミオーの柔らかい美音の演奏は心地よく爽やかな気分にさせてくれました。

綺麗なヴァイオリンの曲を聴いていると通俗名曲ではありませんが美しいヴァイオリンの名曲フランツ・フォン・ヴェチェイ作曲の「悲しいワルツ(Valse triste))」も聴きたくなりました。
でも。私は、この曲を収録したヴァイオリン演奏のCDを持っていないので、輸入盤の「ジョルジュ・シフラ」(10枚組CD)の中の10枚目にあるシフラ編曲の彼自身のピアノ演奏のCDで聴いてみました。

このCDの録音は古い(1957年)のであまり音はよくないのですがシフラの技巧がとても素晴らしい見事な演奏でした。

この10枚目のCD]には、彼の編曲によるヨハンシュトラウス作曲の「美しき青きドナウ」や「トリッチ・トラッチ・ポルカ」、ブラームス作曲の「ハンガリア舞曲第5番」、リムスキー・コルサコフ作曲の「くまばちは飛ぶ」などが入っているので、続いて全部聴いてしまいました。