なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

蝉時雨(せみしぐれ)

谷津干潟の駐車場を降りた途端、降るような一大合唱のセミの声が聞こえてきました。

鋭い声の鳴き声が近くでも聞こえます。

いました。いました。 大きな木にへばりついて鳴いています。

アブラゼミのようです。

晩夏になり、セミの鳴き声も一段と激しくなっています。


昔の人は、大勢の蝉が、一斉に降る雨のように鳴くので「蝉時雨 せみしぐれ」と表現したのでしょうね。


今日、このブログを書いている最中、私の部屋にセミが飛んで来ました。

このセミは、私の頭から30cmくらいの近さの網戸にとまって鳴いています。

耳の傍なので「ジャージャー」ととてもうるさく聞こえます。

私がクラシック音楽を相当大きな音で聴いているので、このセミは「負けないぞ!」と思って鳴いているのかもしれません。

最近、この網戸にセミがよくとまって鳴きます。

種類はいつもアブラゼミです。




      「浮島や 動きながらの 蝉時雨」

               (小林一茶







閑話休題ーイギリスの名歌手「ベラ・リン」の歌声を聴く


今日は、往年のイギリスの名歌手ベラ・リンのCDを聴いてみました。

CDタイトル:「The very best of VERA LYNN」

(収録曲)

1. There'll Be Blue Birds Over (The White Cliffs of Dover)
2. Auf Wiedersehn, Sweetheart
3. We'll Meet Again
4. Travellin' Home
5. As Time Goes By
6. Dream
7. Faraway Places
8. Harbor Lights
9. It's A Lovely Day Tomorrow
10. If You Love Me
11. When You Hear Big Ben
12. Yours
13. The Loveliest Night of the Year
14. Wish Me Luck As You Wave Me Goodbye
15. Half As Much/Isle of Innisfree/You Belong to Me
16. Up The Wooden Hill to Bedfordshire
17. When I Grow Too Old To Dream
18. Somewhere Along The Way/Here in My Heart/Let The Rest of World Go By
19. I'm Forever Blowing Bubbles
20. From The Time You Say Goodbye (The Parting Song)



ベラ・リンと言えば「 We'll Meet Again」 が有名で「英軍の恋人」といわれた歌手/俳優です。

この「We’ll Meet Again」(1943)は、ベラ・リン(Vera Lynn:1917-)が主演した同名のミュージカル映画の主題歌です。

この歌は第二次世界大戦の兵士たちに、生きて、親しい人を想い、再び逢いましょうと歌う同時代の人の気持ちを歌ったものです。


        We’ll Meet Again

We’ll meet again,
Don’t know where,don’t know when.
But I know we’ll meet again, some sunny day.

Keep smiling through ,
Just like you always do,
Till the blue skies chase those dark clouds, far away.

So I will just say hello,
To the folks that you know,
Tell them you won’t be long,
They’ll be happy to know that as I saw you go
You were singing this song

We’ll meet again,
Don’t know where,don’t know when.
But I know we’ll meet again, some sunny day.



ここに収録されている歌は、「 We'll Meet Again」のように、どれもゆったりとした上品なベラ・リン歌声に心も和らぎます。

でも、 「As Time Goes By」は、映画「カサブランカ」のサウンド・トラック「時の過ぎゆくままに」のほうが雰囲気があるし 「 Harbor Lights」 は、アメリカの男性歌手のパット・ブーンの歌うHarbor Lights のほうが気に入っていますし、「If You Love Me」は、エディット・ピアフのフランス語で歌う「愛の讃歌 イムヌ・ア・ラムール」のほうが好きです。