キビタキのオスがイヌザンショウの実を食べに来ている時、木の茂みにひっそりとキビタキのメスがこちらをのぞいていました。
でも、警戒しているのか?すぐにひっこんでしまいました。
キビタキのオスも綺麗ですが、メスは可愛いですね。
キビタキの英名は、「「ナルキッソス・フライキャッチャー」というそうです。
その「ナルキッソス」は、水面(みずも)に映る自分の美貌(びぼう)に魅(み)せられ水仙(ナルシス)になったという、ギリシャ神話の伝説の「美少年」にちなんでいるそうです。。
フライキャッチャー」とは、飛びながらハエのような小さな昆虫(フライ)を捕える(キャッチする)鳥のことです。
キビタキのオスはナルシストなのかもしれませんねぇ〜。
キビタキのメスは、警戒していたのではなく、そんな「美しいキビタキのオス」を木の陰から、うっとりと見ていたのかもしれません。
越路吹雪(こしじふぶき)の歌う エンリコ・マシアス作詞 岩谷時子訳詩の「恋ごころ」が頭をよぎりました。
♪恋はすばらしい たとえ燃えて
灰になろうと 飛ぶ火の鳥
忘れ去るまで その炎を
消せはしないさ どこの誰も
恋だけは 売る人もなく
恋だけは 買う人もいない♪