まだ人通りが少ない早朝の手賀沼でカイツブリが何度も潜って採食していました。
魚が小さいのか?魚をくわえて浮上してきません。魚が小さくて浮上する前に呑み込んでしまうのかもしれません。 何度も何度も潜ります。
全身が水浸しになりながらも懸命に頑張っています。
人通りが少ないこの時、カイツブリは、岸辺に近い浅瀬で潜っていますが、人通りが増えると、いつの間にか姿を消して、沼の中央で潜っているようです。
今は、ほとんど人がいないので、カイツブリは、手賀沼の岸辺で何度も何度も潜っていました。
「沼の真菰(まこも)の 冬枯れである
むぐっちょに ものをたづねよう
ほいっ どこいつたな」
山村暮鳥(やまむらぼちょう) 「ある時」より
注:「むぐっちょ」は、千葉県、茨城県のカイツブリの方言です。