昨日の試写のつづきです。
手賀沼公園の同じ場所でキヤノン純正レンズ EF-70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコン付で撮影したオナガガモの水浴びの動体写真です。
AIサーボのハイスピード連写機能の設定だけで、AFはデフォルトのまま何もしていません。
秒10コマ連写のAIサーボの実力はとても優れていて水の飛び散りも見事に捕(とら)えられています。
あまり簡単に撮影できるので拍子抜けしていまいます。だだ、シャッターを押しているだけです。
昨日も書きましたが、この新機種は、鳥の動体撮影には、とてもマッチしたカメラと思われます。
旧7Dの新発売時の試写の時と比べて今回の試写の満足度は相当なものです。
まだ、細かい設定は何もしていないのに決定的瞬間を逃さないで撮影することができました。
カメラの進歩に脱帽です。
新機種CANON EOS 7D Mark IIは、鳥の写真を撮るのに、とても優れた性能のカメラと言えそうです。
以下にこのカメラの解説本に掲載されていたキヤノンの「開発者インタビュー」の発言をご紹介します。
「ターゲットユーザーの撮影ジャンルはどのように想定していますか」
「そうですね、動きのある被写体を中心に風景やポートレートなど幅広い領域での撮影を想定していますが、しいて挙げるならばEOS7Dは野鳥を撮るユーザーにとても多く使われていますのでネーチャー系の分野でしょうか・・・」
(「EOS7D MarkII完全ガイド」:インプレス社刊 124ページ)
私が経験した野鳥撮影分野の試写では、このカメラが一番好感が持てたカメラです。