その2羽のクロサギは、この防波堤付近を飛び回っていました。
飛んではとまり、飛んではとまり、大きな岩の上やテトラポットの上から魚を狙っているようです。この岩やテトラポットの下の海が彼らの漁場(りょうば)なのでしょうね!
昨年もこの周辺でクロサギを見かけましたので、彼らは、この近くに住んでいるのかもしれません。
クロサギは、全長63cmで中型のサギです。
海辺で水面をじっと見つめて近づいてきた獲物を捕らえる黒いサギで、白色系と黒色系がありますが、南にいくほど白色系が多いそうです。 雌雄同色。
黒色系の体色は、真っ黒ではなく青味を帯びた煤(すす)けた墨色に見えます。
虹彩は、黄色で、眼先は、黄緑色、クチバシは、長くてやや太く、脚の部分は、他のサギに比べて短足で黄緑色か緑褐色であり足指は黄色です。
クロサギは、本来、南方系のサギのようで、東北地方では夏鳥とのことです。
はっきりしませんが、この銚子漁港のあたりが留鳥の北限なのかもしれません。