なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

銚子漁港のアカエリカイツブリ

外房の海岸のあちらこちらでアカエリカイツブリを見かけました。

その多くは海岸より遠く、撮影には向いていない距離でした。

ところが銚子漁港の岸辺近くの海面に一羽のアカエリカイツブリが、のんびり浮いていたので撮影してみました。

冬羽のアカエリカイツブリです。夏羽では、頸から胸にかけて赤褐色になるのでこの名前が付いていますが冬羽は白くなりあまり目立ちません。

よく見かけるカンムリカイツブリ(56㎝)より一回り小さく(47㎝)個体数もそれほど多くないようです。

このアカエリカイツブリも何度も潜水していましたが、一度潜ると長時間、海面に姿を見せないで、予測できない場所に出てきます。

アカエリカイツブリは、北海道では夏鳥で繁殖しているそうですが、本州以南は冬鳥なので
ここ銚子漁港で見るときは、赤襟(あかえり)でない冬羽の白いアカエリカイツブリばかりです。



今年撮影したアカエリカイツブリ

参考ーカンムリカイツブリ

参考ー昨年銚子の同じ場所で撮影したアカエリカイツブリ


参考ー一昨年銚子の同じ場所で撮影したアカエリカイツブリ