なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

残り少ないアキニレの実を食べるベニマシコ

昨日掲載のベニマシコたちは、残り少なくなったアキニレの実を惜しむように食べていました。

ベニマシコは、一箇所に長居しないで、採食しながら移動する鳥なので、この周辺のあちこちに餌場を持っているので、この日のうちに食べつくすことは無いかもしれませんが、それでも、もうすぐこの実も食べつくすことでしょう。

ベニマシォの食べるものは、草木の実のほか、昆虫類も食べるので、枯れ草の中の草の実などの実は、この周辺にまだまだたくさんあるので、好物の実が減っただけで食べ物に不自由することはないでしょう。

「渡りの時」までもう少しの辛抱ですね!




「紅猿子(べにましこ) むれつつ移る 木が低し

         午後もかたむくこの北の沼」 (中西悟堂