なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ミコアイサのつがいとヨシガモ♂の3ショット

求愛のディスプレーでつがいになったばかりのミコアイサのつがいに、なんの気遣いもなくヨシガモのオスが近づいて行きます。

ミコアイサのオスも綺麗(きれい)ですしヨシガモのオスも綺麗なので、絶好(ぜっこう)の組み合わせです。

ヨシガモは、このミコアイサのつがいには何の興味も示さないで、どんどん接近して通りすぎてゆきます。

実は、このこのヨシガモは、さっきまで、多くの仲間とこの池にいて、仲間といっしょに一斉に飛びたったのですが、忘れ物でもしていたのか? すぐに一羽だけ戻ってきたのでした。

戻ってきてみると、仲間がいなくなったので、がら空きになった池の中にヨシガモは自分だけです。

自分だけで独占できる喜びを、このヨシガモは、ひしひしと感じながらスイスイ動きまわっていたのかもしれません。

この池にはミコアイサの群れはわずかにいますが、自分より小さいミコアイサヨシガモ全長48cmミコアイサ42cm)たちなんかは目に入らないのかもしれません。

ミコアイサのつがいを無視して通過していったヨシガモですが、又すぐに近寄ってきました。

ミコアイサのつがいの近くでうろついています。

ミコアイサは、このヨシガモを追い払ったりしませんでしたが、とても迷惑だったのかもしれませんね。