なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

雪の嵯峨塩深沢林道のオオマシコ(その2)

雪の嵯峨塩深沢林道のオオマシコ(その1)のつづきです。

枝から飛んだオオマシコは、地上の雪の上に降り立ちました。

積雪の上でも食べ物を探そうとしているようです。

オオマシコは、千メートル程度の高い山で越冬することが多く、ベニマシコのように里山で越冬することは無いようです。

そのため、当然、雪深い環境になることも多いわけです。

なぜエサの少ない高い山に住むのかはよくわかっていないようです。

オオマシコが好んで食べるのは「ズミの実」や「ハギの種子」、「アザミの種子」などだそうです。

地上でエサを探して見ても、見つからないようで、枝の上に戻って、探そうとしています。

「木の実」や「草の実」を積もった雪が隠してしまっているので、とても苦労しているようです。

枝から再挑戦して、地上に飛び降りてきました。

その後の様子は、次回掲載の「雪の嵯峨塩深沢林道のオオマシコ(その3)」に続く