手賀沼遊歩道の沼に面したベンチでウトウト昼寝をしていたら、キュルキル・キュルキリュとケタタマシイ鳴き声で眼が覚めました。
眼前の沼にカイツブリが浮いています。
何回も潜ったのか羽が水浸しです。
もう夏羽になっていてレンガイロが綺麗です。
ベンチの横においてあったカメラで撮影しましたが、シャッター音が聞こえているのにカイツブリは平気です。
前の沼でマイペースで動いています。
春の沼は、「とろとろ」していてベンチで「うとうと」するのは気持ちのいいものです。
私もまた昼寝を続けました。
もうすぐ、このカイツブリも、沼に「鳰の浮巣(におのうきす)」を作ることでしょう。
注)鳰はカイツブリの古名です。
「五月雨(さみだれ)に 鳰の浮巣 を見にゆかむ」 (松尾芭蕉)