なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

コデマリの花

「こでまりの 花に風出で 来りけり」  (久保田万太郎


あちこちでコデマリ(小手毬)の花を見かけます。

コデマリは、名前は小さな手毬状の花姿に由来するそうです。とても可愛い名前ですね。

中国原産の花木のようですが、日本でも古くから知られており、「スズカケ(鈴掛)」の古名があったそうですが、現在、一般に「スズカケノキ」は、「プラタナス」を言うようです。


主な開花期は4月〜5月で、5枚の花びらをもつ径7mm程の小花がまとまって咲き、およそ3cmの手毬状になります。

このコデマリも、びっしりと純白の手毬状の花が競い咲き、その白い姿に圧倒されます。