なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼の水辺の花菖蒲

手賀沼公園のコブハクチョウの休んでいる脇に「あやめ」のような花が咲いていました。

「あやめ」と「はなしょうぶ」と「かきつばた」はよく似ているので、迷うのですが、この黄色の花は、なんでしょうか?

「あやめ」は、水辺に咲かないし、背丈が小さいので「あやめ」ではなさそうです。

「はなしょうぶ」と「かきつばた」は水辺に咲くので、この水辺の花はそのどちらかですね。

「かきつばた」より「はなしょうぶ」のほうが背が高いので、花菖蒲(はなしょうぶ)のような気がします。

また、「かきつばた」は、「紫の花」だけで「黄色の花」は咲きませんのでこの花は花菖蒲と思います。

花菖蒲の開花時期は5月下旬から6月の末ころのようなので、この花菖蒲は、咲いたばかりかもしれません。



「花菖蒲 ただしく水に うつりけり」  (久保田万太郎