多分、印旛沼で捕らえたばかりの魚のようです。
アオサギは、捕らえた場所で食べないで、口にくわえて飛んでいるのは、獲物を巣に運んでいるのかもしれません。
このアオサギは、魚をくわえながら遠くに運んでいってしました。
「槙(まき)のこずゑに、青鷺(あおさぎ)の
群れて巣をもつ幽(かそ)けさよ。
空のはるかを、日の暈(かさ)の
凝(こご)りかけつつ行き消えぬ」
(北原白秋 「早春」)