先日掲載した「道の駅」のツバメの巣に行ってみると、まだ、ツバメが巣の中でしゃがんでいました。
以前撮影した日時は、6月24日なので、7月11日現在は、17日後ということになります。
ツバメの抱卵期間は2週間くらいなので、もう、雛がかえっているのかもしれません。
ツバメのヒナは、孵化(ふか)した時には丸裸で、体温が下がりやすいので、親鳥は巣でヒナを抱き続けるようです。
親は、巣でしゃがんで暖めているかと思うと立ち上がって,頭を巣の中に入れて何か作業をしています。親鳥は、まだ、小さい雛たちが排泄したフンを食べて巣を清潔にしているのかもしれません。
この作業を何回もやっていました。
その後、親鳥は、巣にしゃがんでいましたが、口をあけて鳴いています。
交代して欲しいのでしょうか?
巣の下をみると、電灯の傘の上に、もう一羽のツバメが待機しています。
そのツバメも、それに答えるように鳴きました。
突然、下のツバメが飛び上がりました。交代するようです。
巣の中にいたツバメは、もう既に飛び去っています。
交代は、一瞬の速さで行われました。
この親は、しゃがみこまないで中の様子を見ています。
そのうち、しゃがみましたが、すぐに立ち上がってしまいます。
どうもこちらの親はオスのようです。
その後、先ほど飛び立ったツバメは、すぐに戻ってきて、交代していました。
巣の中で暖めるのは、メスが中心的にするそうです。
「思ふ事 只一筋(ただひとすじ)に 乙鳥(つばめ)かな」
(夏目漱石)