秋の高い手賀沼上空の青空に2羽のコブハクチョウが飛んできました。
コブハクチョウは、本来、ヨーロッパや中央アジアに生息する白鳥で、日本に輸入された外来種が野生化した鳥なのだそうです。
日本では白鳥というとオオハクチョウやコハクチョウを意味するのですが、ヨーロッパで一般に白鳥というとコブハクチョウのことを意味するとのことです。
そのため、チャイコフススキー作曲のバレー音楽「白鳥の湖」の白鳥はコブハクチョウで間違いないそうです。
手賀沼には1980年代後半に1つがいが導入され野生化して毎年繁殖し、今では、手賀沼周辺に百羽以上は、住みついているようです。
手賀沼で、コブハクチョウを見れない日はほとんどなく、手賀沼では、いつでもどこでも見ることができます。
「しら鳥は か奈しからずや
そらの青 海のあおにも
そまずたヾよふ」
(若山牧水)
注)しら鳥は、白鳥ではなく{カモメ」のようですが、ここでは、白鳥として掲載しました。