住宅地の小さな池の周りの紅葉(もみじ)も赤く色づき始めました。
秋になると、樹林に囲まれた池にオシドリなどのカモたちがやってきます。
オシドリは山端の小さな池などにたいていは番(つがい)でやってきます。
今回も、疎林の小池に突然オシドリの雄と雌が池の岸の繁みから現れました。
2羽のオシドリは、仲良く湖水を横切り直ぐにUターンして紅葉の岸に隠れてしまいました。彼らは、多分番(つがい)だろうと思います。
オシドリは以外に警戒心が強く、人影が見えただけで泳ぎ去ったり飛び立ったりして、姿を消してしまいます。
今回の彼らの露出時間もとても僅かな時間でした。
その後、2羽のオシドリは姿を見せてくれません。
あたりはただ秋の静かな時間が流れていくだけでした。
「静かさや をしの来て居る 山の池」 (正岡子規)