なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

紅葉の中のオシドリの夫婦

住宅地の小さな池の周りの紅葉(もみじ)も赤く色づき始めました。

秋になると、樹林に囲まれた池にオシドリなどのカモたちがやってきます。

オシドリは山端の小さな池などにたいていは番(つがい)でやってきます。

今回も、疎林の小池に突然オシドリの雄と雌が池の岸の繁みから現れました。

2羽のオシドリは、仲良く湖水を横切り直ぐにUターンして紅葉の岸に隠れてしまいました。彼らは、多分番(つがい)だろうと思います。

オシドリは以外に警戒心が強く、人影が見えただけで泳ぎ去ったり飛び立ったりして、姿を消してしまいます。

今回の彼らの露出時間もとても僅かな時間でした。

その後、2羽のオシドリは姿を見せてくれません。

あたりはただ秋の静かな時間が流れていくだけでした。


「静かさや をしの来て居る 山の池」   (正岡子規