なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

湖面からたちあがって羽ばたくハシビロガモ

羽繕いをしていたハシビロガモが湖面からたちあがって羽ばたき始めました。

カモ類の多くは冬鳥として渡来して川や池で越冬しますが、越冬地でつがいを作るので、12月から2月にかけて求愛のディスプレーが観察できるようです。

ハシビロガモもこの池に飛来してから2ヶ月になるので、そろそろ番(つがい)の相手を見つけるころかもしれません。

ハシビロガモの羽づくろいや羽ばたき後の求愛行動がこの池のあちこちで見られました。



「鴨のなく 雑木の中の 小池哉」    (正岡子規