ハシビロガモたちが飛んできて目の前で着水しています。
オレンジ色の水かきのついた足を前に出して水しぶきをあげながらつぎつぎと着水していきます。
いつも水の上を泳いでいる姿ばかりみているので、荒々しく着水するハシビロガモは、とても元気そうに見えます。
愛嬌のあるハシビロガモが生き生きとしている姿をみているとこちらも元気をもらえるような気がします。
ハシビロガモもこの一冬ゆっくりとこの池でたのしく暮らしていくことでしょう。
「鴨鳥の 遊ぶこの池に 木の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに 」
(万葉集 丹波大女娘子 たにはのおほめをとめ)
意訳:鴨が遊んでいるこの池に浮いている木の葉のような浮いた気持ちはなく、私の気持ちは変わりませんことよ。