なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

今年初撮り、飛び立つ手賀沼のミコアイサ雄

正月二日の手賀沼は,よく晴れ風もおだやかで湖面も波静かでした。

ミコアイサの雄が、一羽、湖面にぽっかりと浮かんでいました。

そのまわりに他の水鳥はいませんでした。

青い湖面にモノクロのミコアイサが映えてとても綺麗です。

このミコアイサは、水にもぐったりしていましたが、突然、飛び立ちました。

脚で何度も水を蹴立ててかなり長い助走をしています。

残念ながら、ミコアイサは、こちらに近づかないで遠くに飛び去っていきました。

実は、年の暮れに手賀沼に何回かミコアイサを撮影に出かけたのですが、見つけることができませんでした。

それなのに、年明け2日目に出会えるとは❗

手賀沼からのお年玉なのでしょうか⁉。


「冬いまに 居つく秋沙鴨(あきさ)が 

   波切りの 汭渚(うちす)の潟に 数寄る見れば」

              北原白秋 「夢殿」