手賀沼遊歩道を歩いているとケーンというキジの鳴き声が聞こえてきました。
辺りを見渡すと、すくすく育った緑の稲の中に雄のキジが見え隠れしています。
こちらにキジも気がついたようで、鳴かないでジットこちらを見つめています。
キジも警戒しているようなので、少し撮影してすぐに退散しました。
この辺りのどこかに雌のキジが隠れているのかもしれません。
「春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋ひに おのがあたりを 人に知れつつ」
大伴家持(万葉集)
意訳
春の野で餌をあさる雉が、妻を求めて鳴いていては、居場所を人に知られてしまうのに