6月に植えた夕顔がようやく咲いてくれました。
もっと早くから咲いていたのかもしれませんが、夕刻は、あまり花を見る気が無いので、見落としていたのかもしれません。
もっとも、朝に花を見かけたので、花は閉じ始めようとしています。
夕顔は、朝顔に比べてしっとりとした密(ひそ)やかな美しさを感じます。
「源氏物語」に現れる「夕顔」もこんな風情から着想されたのでしょうか?
「よりてこそ それかとも見め
たそがれに ほのぼの見つる 花の夕顔」
(源氏物語第四帖「夕顔」 より)
光源氏からの返歌( 近寄って見ないと夕顔の花だとは分からないでしょう)のように私もこの花に近寄って撮影してみました。
9月11日は、夜の雨がまだ残り、少し涼しく感じる朝でした。