なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼のボート乗り場付近のカワセミ

かって、カワセミは、綺麗な水のある場所に生息していましたが、戦後の高度成長期に公害による水の汚染に伴って一度は都会では見られなくなりましたが、カワセミの自然環境への適応力の向上により今では都市公園のいたるところで見られるようになりました。

現在、手賀沼でも彼方此方で見かけますが、運が良くないと見られません。

手賀沼は広いので、彼らのテリトリーもかなり広いようなのです。

この手賀沼公園のボート乗り場付近のテリトリーにも巡回するカワセミがいます。

12月1日の午後、オスの若いカワセミが突然ふらりと飛んできてボート乗り場付近の杭にとまりました。

杭の下にいる魚を狙っているようでしたが、すぐにこの場所を見限ったようで、少し目を離したら、何時の間にか姿を消していました。


「川せみの  ねらい誤る  濁(にごり)かな」   (正岡子規


以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。