なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

正月2日のハクガン

正月2日、箱根駅伝のテレビを観た後、稲敷市本埜の「白鳥の郷」に飛来しているハクガンの撮影に出かけました。


3時半を過ぎた頃、冬の太陽は低く西に傾き空は茜色に染まっていきます。


塒の田んぼにハクチョウたちが三々五々帰ってきます。

その中に小さなハクガンを見つけました。

最初の写真の上の翼の縁が黒い鳥がハクガンです。(下の鳥はコハクチョウです。)


水田に下りたハクガンの幼鳥は、まるでコハクチョウたちの子供のように見えました。


とても、とても可愛いハクガンでした。


今年も絶滅危惧ⅠA類(CR)の希少なハクガンに会えました。




今日からは 日本の雁ぞ 楽に寝よ」    (小林一茶










参考:昨年千住大橋付近で撮影したハクガン幼鳥