手賀沼のサイクリングロードを歩いていたら、前方の茂みから飛び去っていく鳥がいました。
かなり遠くのヨシ原のヨシにとまりました。
どうもアオジのオスのようです。
こちらをじっと見ています。
このアオジは食事中を邪魔されて飛び去ったのですが、まだ未練があるようで私が去るのを待っているようです。
早速、撮影させていただいて、足早にその場を立ち去ることにしました。
このアオジは私が去った後、この茂みで食事を再開したことでしょう。
アオジは、留鳥または漂鳥として、本州中部以北の山中で繁殖するそうです、冬になると西日本または、低地に移動して越冬します。越冬地では、平地の耕作地や市街地でも見ることができます。
アオジの名の由来は、アオジは、ホオジロの仲間で、ホオジロの古名を「しとど」というので、「青いしとど」「あおしとど」から「あおじ」となったとのことです。
「しののめに 嵩雀(あおじ)が鳴けば
罠(わな)かけて 籾(もみ)まき待ちし 昔おもほゆ」
(長塚 節)