なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

筑波山のミヤマホオジロ

1月31日は、風が強く寒い一日になるという予報にもかかわらず風の無い穏やかな冬晴れの日になりました。



風花(かざはな)の やみしと見ゆる間 一羽なる 深山頬白(みやまほおじろ) 木を移る見ゆ」  (中西悟堂)


注:風花は晴れの日に降る粉雪


筑波山山頂は粉雪も降らず、ミヤマホオジロの小さな群れが時々現れて、木から地面に降りて採食していました。


ミヤマホオジロは、渡来数も少なく、暗い場所にいて、なかなか姿をみせない鳥です。鳴き声も地鳴きは、か細く、かすかな鳴き声なので、写真に撮るのが難しい鳥のひとつです。今回撮影できたミヤマホオジロのオスの黄色がとても美しく感動的でした。


以下の写真は、キヤノン一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、EF70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコンを付けて手持ち撮影しました。