なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

霞ヶ浦浮島(妙岐の鼻)付近を飛翔するミサゴ

2月11日の午後、稲敷市浮島湿原の上空をミサゴが舞っています。

上空から霞ヶ浦の魚を狙って飛翔しているようです。

辺りを旋回していましたが、魚を見つけられないようで水面に降り立たないで、去って行きました。


ミサゴはタカ目ミサゴ科に分類される大型の鳥類です。空中から急降下して魚を獲ることから、古くから「魚鷹(うおたか)」の異名を持っています。

英名は「オスプレイ」といい、あの有名な軍用機「オスプレイ」の語源にもなっています。



「 みさご居る 沖つ荒磯(ありそ)に 寄する波
          ゆくへも知らず 我(あ)が恋ふらくは 
」 
 
                        (万葉集 作者不詳)


 意訳:ミサゴが棲んでいる沖の荒磯に寄せる波は、行方定めぬ旅枕。
    私の恋もこの波と同じでどこへ漂ってゆくのやら。



以下の写真は、キヤノン一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary を付けて手持ち撮影しました。