2月11日の午後、稲敷市浮島湿原の上空をミサゴが舞っています。
上空から霞ヶ浦の魚を狙って飛翔しているようです。
辺りを旋回していましたが、魚を見つけられないようで水面に降り立たないで、去って行きました。
ミサゴはタカ目ミサゴ科に分類される大型の鳥類です。空中から急降下して魚を獲ることから、古くから「魚鷹(うおたか)」の異名を持っています。
英名は「オスプレイ」といい、あの有名な軍用機「オスプレイ」の語源にもなっています。
「 みさご居る 沖つ荒磯(ありそ)に 寄する波
ゆくへも知らず 我(あ)が恋ふらくは 」
(万葉集 作者不詳)
意訳:ミサゴが棲んでいる沖の荒磯に寄せる波は、行方定めぬ旅枕。
私の恋もこの波と同じでどこへ漂ってゆくのやら。
以下の写真は、キヤノンの一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary を付けて手持ち撮影しました。