なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

谷津で狩猟するサシバ

我孫子市には幾つかの谷津がありますが、我孫子市の利根川に近い谷津の田んぼにサシバが降りたちました。


谷津というのは、奥が深く非常になだらかな谷で、、千葉県北部に多く存在する特有の地形です。


サシバは、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト) に分類される稀少な鷹で、全長は、47cm(オス)51cm(メス)で中型の鷹です。

サシバは、ツバメのように春に日本にやってきて産卵し、子育てして、秋には大群となって渡っていく渡り鳥です。



サシバが何かを捕らえたのかと観ていると、そこから飛び立ち田んぼを低空飛行しています。

獲物は持っていないようです。

そのうち散水栓の上にとまりました。

地上に近い散水栓から獲物を狙います。

何度も散水栓から飛び立って狩猟していましたが失敗ばかりです。

5度目でようやく何かを捕らえたようです。

今度は散水栓にとまらないで森の木の上にとまりました。

ここで獲物を食べるのでしょうか?


以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。