牛久自然観察の森のフクロウの巣箱で2羽の雛が巣立ちを待っています。
5月4日、午後1時頃1度だけ窓から顔を出して羽ばたく様子が観察できました。
巣箱の中で羽ばたく練習をしているようです。
巣立ちは、もうすぐのようです。
フクロウは、「不苦労」などといわれていますが、雛が小さい時の写真撮影は「待つ苦労」が大変です。
朝から午後4時頃まで待っていましたが、巣箱から出てきてくれませんでした。
でもフクロウはギリシャ神話では女神アテナの使い、ローマ神話ではミネルヴァの使いとして「知恵・文芸の神様」と崇められており、特徴的な大きな目で暗闇を見通すことができ、首も回転して周囲を見渡せることから、幸運を見逃さず、邪悪なものは退ける魔除けの象徴としても知られています。
大きくなれば縁起のいい鳥のフクロウになるので大切に見守って行きたいですね!
英語のフクロウを使った表現に「 as wise as an owl 」というのがあり、「とても賢い」との表現ですので、この雛も賢いのかもしれません?
賢い雛は、巣箱から出てくるための十分な訓練を巣箱の中でしているようです。
「ふくろうは ふくろうで わたしは
わたしで ねむれない 」 (種田山頭火)
参考写真以外の以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し三脚撮影しました。