なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

巣箱の窓から覗くフクロウの雛

牛久自然観察の森のフクロウの巣箱で2羽の雛が巣立ちを待っています。

5月4日、午後1時頃1度だけ窓から顔を出して羽ばたく様子が観察できました。

巣箱の中で羽ばたく練習をしているようです。

巣立ちは、もうすぐのようです。

フクロウは、「不苦労」などといわれていますが、雛が小さい時の写真撮影は「待つ苦労」が大変です。

朝から午後4時頃まで待っていましたが、巣箱から出てきてくれませんでした。



でもフクロウはギリシャ神話では女神アテナの使い、ローマ神話ではミネルヴァの使いとして「知恵・文芸の神様」と崇められており、特徴的な大きな目で暗闇を見通すことができ、首も回転して周囲を見渡せることから、幸運を見逃さず、邪悪なものは退ける魔除けの象徴としても知られています。


大きくなれば縁起のいい鳥のフクロウになるので大切に見守って行きたいですね!


英語のフクロウを使った表現に「 as wise as an owl 」というのがあり、「とても賢い」との表現ですので、この雛も賢いのかもしれません?

賢い雛は、巣箱から出てくるための十分な訓練を巣箱の中でしているようです。



「ふくろうは ふくろうで わたしは 
       わたしで ねむれない 」     (種田山頭火




参考写真以外の以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し三脚撮影しました。








参考:以前撮影したフクロウの雛