なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

タンチョウの求愛のディスプレーとちょっと気になるその頭部

 「 若の浦に 潮満ちくれば潟をなみ
   葦辺をさして鶴(たづ)鳴き渡る」 
        万葉集 巻6−919 山部赤人

意訳:若の浦に潮が満ちてきて干潟が見えなくなってしまいました。
  餌を漁っていた鶴は次の餌を求めて葦辺の方に向かって
   次々と飛んでいきます。しきりに高い声で鳴きながら 


タンチョウは春にはオスとメスが鳴きあいながらダンスのようなディスプレイをくりかえし、つがいに なって湿原になわばりをつくるそうです。

タンチョウは夫婦の絆がとても強く、つがいになると一方が死ぬまで生涯同じ 相手と添い遂げ、相手が死んでもその場をなかなか離れないこともあるそうです。

そんなつがいのアップの写真を掲載します。



以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。