なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

着水して飛び上がるユリカモメ

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上の写真は、キヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに1.4倍のテレコンを装着し手持ち撮影しました。

 

手賀沼のユリカモメです。

 

参考:ネットの「野鳥 春夏秋冬」にユリカモメの解説がありましたので以下に記載します。

現在、東京都民の鳥として制定されている「ユリカモメ(百合鴎)」は、別名「都鳥」とも言われ、羽が白く、くちばしと脚が朱色で美しいことから、古くより詩歌や絵画の題材とされてきました。

 平安時代初期の歌物語「伊勢物語」第九段では、『次期皇后である藤原高子(ふじわらのたかいこ)との恋に破れた主人公在原業平(ありわらのなりひら)が、失意のなか都(京都)を離れ、東下りの旅に出た。下総へ渡るため東京の隅田川で渡し舟に乗っていると、白くてくちばしと脚の赤い鳥が、川面で遊びながら魚を取って食べていた。都では見慣れない鳥なので船頭に尋ねたところ、「これなむ都鳥」と答えた。それを聞いて業平が、「名にし負はば いざ言問はむ都鳥 わが想う人は ありやなしやと(都鳥という名前なら都のことをよく知っているのだろう。私の想う人はどうしているのか教えてほしい・・・。)」と詠んだところ、舟に乗っていた一同が涙した。』という話があります。

 

また、この伊勢物語のスキャンダルは

謡曲雲林院」に互いに手と手を取り合って、 秘かに御殿から抜け出た業平と二条の后、二人の恋の逃避行を物語っています。  その秘密の事と は、業平と清和天皇中宮・藤原高子(二条の后)との恋愛事件なのです。