上の写真はコンパクトデジカメPanasonic FZH1 (光学20倍(24mm-480mm)LEICA DC VARIO-ELMARITレンズ)で手持ち撮影しました。
3月19日、晴れの手賀沼公園のユリカモメです。
去年の11月頃から越冬しています。もうすっかり人馴れして、近くで撮影しても逃げません。
「伊勢物語」に登場するミヤコドリは、ユリカモメといわれ、東京都の鳥となっています。電車にもこの鳥の名称の路線があります。
平安初期の歌物語である『伊勢物語』第九段「東下り」の一節にでてくる、在原業平(ありわらのなりひら)の詠んだ「名にし負わば いざ言問はむ都鳥 わが思う人はありやなしやと」という歌が有名です。
歌意は、「都という名を背に負っているならば、いざ質問しよう都鳥、「私が思う人はそこに健在でいるのでしょうか。」と。
ユリカノメたちは、いつまで居てくれるのでしょうか?