なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

小淵沢高原のキビタキ

f:id:digibirds:20190506150612j:plain

f:id:digibirds:20190506150624j:plain

 上の写真は、パナソニック LUMIX DMC-FZ300(「LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ」を搭載)で撮影しました。

 

5月5日朝、小淵沢高原は、晴れ。小鳥たちの鳴き声で目覚めます。

宿付近の林にキビタキが飛んできました。

でも、すぐに飛び去っていきました。

 

キビタキの雄は、その声と色の美しさでは、我が国の野鳥の中で屈指の鳥です。身体の上の部分は黒く、喉から腹にかけては、鮮やかな濃いオレンジ色で、翼には白い紋があります。
英名では、ナーシサス・フライキャッチャー(水仙色のヒタキ)と呼ばれています。

 

ああ大和にしあらましかば
 
「目移しの、ふとこそ見まし
黄鶲(きひたき)の
あり樹の枝に」
 
白羊宮   薄田泣菫
 
 

ふと目を移せば かたわらの樹木の枝に一羽の黄鶲が