なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

餌を咥える松之山のニューナイスズメ

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上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着して撮影しました。

 5月26日新潟県の松之山の電線に餌を咥えたニューナイスズメがあたりを睥睨へいげいしていました。松之山は、豪雪地帯として知られ、厳冬期には数メートルの積雪があります。この日も道路脇に残雪が残っていました

 和名の由来については以下の三説が有名とのことです。

  1. スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)い雀、ということで斑無雀
  2. 新嘗(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。
  3. 平安時代陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある(右図参照)。宮中(廷)にる雀、ということで入内雀