なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

坂田が池のハシビロガモ

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     上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。

12月1日に坂田が池にいたハシビロガモです。

ハシビロガモの古名に「めぐりかも」、「くるまかも」、「まいがも」があります。これらの名前は、ハシビロガモが数羽で円形を描き、ぐるぐると水面上を回っている様子からつけらています。

この行為は水中のプランクトンを中心部に集め、それを幅の広い嘴の内側の縁にある、くし歯突起(板歯)で濾過して食べているのです。

全てのカモの嘴の内側縁には板歯があるそうですが、とりわけこのハシビロガモはその密度が高いようです。

この池で毎年ハシビロガモの水面を「めぐる⌋様子を観ることができます。

うかうかと鴨見て居れは年くるゝ  正岡子規