上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。
早朝の梅林にきたスズメです。
スズメもこの梅の開花を待っていたのでしょうか?
スズメは、一般にあまり良く思われていませんが、
源氏物語 若紫
「すずめの子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちにこめたりつるものを。」とて、いと口惜しと思へり。このゐたる大人、「例の、心なしの、かかるわざをしてさいなまるるこそ、いと心づきなけれ。いづ方へかまかりぬる。いとをかしうやうやうなりつるものを。からすなどもこそ見つくれ。」とて、立ちて行く。
訳
「雀の子を犬君が逃がしてしまったの。伏籠の中に入れておいたのに。」といって、たいそう残念だと思っている。ここに控えていた大人は、「いつものようにうっかり者が、このような悪さをして、叱られるのは、本当に気にくわないこと。どこへ逃げてしまったのでしょう。とてもかわいらしくだんだんなってきましたのに。からすなどが見つけてしまったら大変だわ。」といって、立っていく。
平安時代の人たちもスズメを飼って楽しんでいたのですね。今は、禁止されていますが、私も子供のころ飼ったことがあります。